2024.10.05 Yu & Natsumi Ginger weddingの松井です。私ごとではありますが入籍から約2年、Gingerプロデュースで念願の結婚式を迎えることが出来ました。今回は結婚式のこだわりやテーマが決まった背景や当日の景色を、記録としてここに残します。テーマ「Unusual Wedding」とは「Unusual」という言葉には「並外れた、型破りな」という意味が込められています。私たち2人は今まで、仕事や恋人としての生活の選択を「一般的」という言葉とは逆の挑戦的な選択を繰り返してきました。その選択は時に、不安で怖さを感じたり寂しかった時間もありましたが、だからこそ得られた喜びや絆が深まる経験も沢山ありました。「結婚式、こんなに自由で楽しめるなら挙げてもいいかも!」と悩める誰かの背中を押すきっかけにもなってほしいという思いから「Unusual Wedding」と名付けました。今回参列してくださったゲストにはウェディング業界に携わっている方も多く、「え!結婚式こんな形もあるんだ!」「どこでどんなことするのかな?ワクワクする!」とゲストを驚かせたかった気持ちや、コロナ禍で旅行やイベントが中止になり簡単に集まれなかった時間を長く過ごしたからこそ、こうして平穏な生活を取り戻した今、ミステリーツアーのようなイベントとして人と集まる喜びや高揚感を感じてほしい!という想いがありました。今回ゲストの皆様を「集合場所」と称して、京都・東本願寺の飛地境内地、渉成園(枳殻邸)へお招きしました。渉成園は、三代将軍徳川家光から約1万坪の土地を寄進された由緒ある仏事庭園です。四季折々の花が美しく咲き誇り、文人趣味が感じられる庭園として国の名勝に指定されています。当日、ゲストが集まる前に渉成園の庭園での撮影を行いました。結婚式当日にゆったりと前撮りのように撮影が出来るのは、時間の縛りや決まりがないプロデュースウェディングの良さです。今回はゲストが90名以上いたので、「閬風亭」で受付をして三部制でお茶席。この建物は明治天皇をはじめ多くの貴人をもてなしてきた迎賓館であり、通常は一般公開されていない貴重な建物。館内には、徳川慶喜直筆の扁額も飾られています。お茶席では創業1717年(享保2年)から京都でお茶屋を営んでいる「一保堂」の玉露と創業150年以上の老舗和菓子屋「くりや」の和三盆を愉しんでいただきました。ウェルカムスペースでは用意していたパーティの入場曲当てのクイズやGingerスタッフプレゼンツの時計型の結婚証明書への署名なども行っていただきました。今回の結婚式は「誰と創るか」という点もすごく大切にしていました。プランナーやサービススタッフはもちろん、司会者、ヘアメイク、アテンド、音響、フォトカメラマン、エンドロール、装飾などを友人へ依頼したり、自分自身で探しました。そして公式LINEを事前に作成しゲストにも「この人が今日のこの担当なんだ!」と親近感を沸いてもらえるように、クリエイターの皆さんを紹介しました。テーマも発表しました。受付を通ってお茶を楽しんでいただいたら、読み聞かせ部屋へ移動してもらいます。今日までの生い立ちを「絵本」という形にし絵本セラピストでもある司会の片岡さんから読み聞かせ。友人から「ふたりは今どこで何してるの?」「どうやって知り合ったの?」との質問が交際期間に多かったので、私たちのことをより深く知ってもらうことにしました。友人たちが集まった頃、庭園ではファミリーミートを行いました。結婚式の半年前に私のおじいちゃんが病に倒れ入院。この日のためにリハビリを頑張ってくれて沢山歩けるように回復し、セレモニーのみ参加してくれました!孫の晴れ姿を見せることができて一安心。みんなの顔を見ると、心からほっとしました。そして全員が集合し、セレモニーのスタート。厳かな音楽とともに襖が開いてみんなの顔が見えた瞬間「やっとみんなに会えた。」こらえていたものが溢れ出しました。嬉しいような、恥ずかしいような、安心したような、言葉では表し用のない感情でした。小さい頃から何度も触れてきた母の手は、こんな温かかったかな。なんだか子供に戻ったような不思議な感情でした。直前まで、気恥ずかしくて一緒にバージンロード歩いてと伝えていませんでした。プランナーの裕子さんから聞いて、驚いていた父です(笑)一緒に歩いてくれてありがとう。みんなに見守られながら晴れて夫婦となることができました。セレモニーが終了し、外での全員集合写真!前日までの雨が嘘のように秋晴れとなり、天気も味方してくれました。改めて見てもとっても素敵な写真。そして「実はこれからみなさんへはタクシーで別の場所へお連れします!」とサプライズでパーティ会場への移動を発表。後々ゲストに感想を聞くと「みんなどこ向かうんだろ?ワクワクした。」と言ってくれました。ここで事前に考えたふたりのや好きなものAtoZを記載したプロフィールブックとオリジナルの入場キーチャームを配布し、待ち時間や移動時間も楽しんでもらえるように考えました。そして庭園でみんなと個別に写真タイムセレモニーのみ参列のゲストともしっかり写真を残せました!そしてゲストがサプライズで向かう先は...!パーティレポート②に続く...