みなさんはじめまして。Gingerの松井夏実と申します。私はGingerの仲間になって今年4年目になる24歳です。17歳からブライダル関係のお仕事をしていて、結婚式が大好きです。Gingerではウェディングのサポートはもちろんのこと、サンキューバナナやグランピングの立ち上げ、イベントのサポート、SNSマーケ、沖縄でのホテル立ち上げや飲食店運営など幅広い業務に携わらせていただいています。よくお客様や取引先の方に「ウェディングをやりたくて、Gingerさんに入社されたんですか?」と入社理由を聞かれるのですが「実は違うんです!話すと長くて・・・」と出会いの話になります。今回念願のGingerのHPが公開し、記念すべき初ジャーナルということで、何を書くか迷いましたが、ここで“サンキューバナナと私の運命の出会い”のお話をしたいと思います。ぜひお時間のある方は最後までお読みいただけると嬉しいです!■サンキューバナナと私の運命の出会い私とサンキューバナナとの出会いはコロナ禍、2020年の5月11日。まだ今出川でサンキューバナナがOPENして20日ほどのことでした。その日は朝から急遽、友人に誘われランチへ行きました。近況報告などをしながらまったりと過ごし、食事を終え当然ながら甘いもの飲みたいな〜という話になりました。すると友人が「私たちが元々働いていた結婚式場で働いていた社員さんが、独立してバナナジュース屋さんやってるらしい」という話をしてくれました。バナナジュースを飲んだことが無かったのですが、繁盛店になっているという情報を聞いて興味を持ちました。サンキューバナナのインスタグラムを見たら、前日も午前中にはジュースが完売しており、「今から行ってもまだお店空いてるかな?」と不安でしたが「とりあえず行ってみるか」と歩いてお店に向かいました。5月にも関わらず30度近く暑い日に、なぜか、電車も乗らず40分も歩いて向かいました。ヘトヘトでお店に着いた頃、店頭のお姉さんがひとりでとても忙しそうにお客様を捌いていました。「お店開いてたー!やったー!」とりあえず、喉が乾きすぎていたのでサンキューバナナを1つ注文。3分ほど待つとスムージーがお盆に運ばれて、出てきました。シンプルなパッケージとお店はバナナの暖簾や黄色いポストがポップで可愛くて。ジュースを飲んだ感想はまず、「なにこれ?濃厚すぎひん?なんでこんな美味しいん?これがバナナジュース?」と衝撃。さらなる衝撃は、平日の閑静な住宅街で人通りが当時は殆どない環境にあるにも関わらず、次々とお客さんが。コロナ禍で、こんなに忙しい店があるのかと衝撃を受けました。列が途切れるのを待って、店員さんへ声をかけました。その方が、代表の裕子さんでした。サンキューバナナを始める経緯を伺うと、ウェディングのプロデュース会社として設立したもののコロナでウェディングが全面ストップ。「とりあえず、1日10杯でも売れたらいいな」と始めてみたら、思いの外、お店が忙しすぎて他の仕事が手につかないのでアルバイト募集中!とのことでした。私もウェディング関連の仕事をしていたのですが自宅待機中で仕事も無かったため「明日からでも働けます!」と二つ返事で、アルバイトが決まりました。この日、友人にサンキューバナナを教えてもらわなかったら。裕子さんがたまたま店頭にいなかったら。もし売り切れて店が閉まっていたら。今の人生になることはないと思うと不思議でなりません。私はこれをサンキューバナナ/Gingerとの「運命の出会い」だと思っています。ちなみに、ウェディングの仕事が無いので今しかない!と、この前日に人生で初めて金髪にしていました。この日、なぜか偶然にも白いワンピースに黄色い鞄を身につけていたので、一緒に来た友人とも「お店の看板娘みたいやな!笑」と。その当時の写真はこちら↓自分でも笑っちゃうくらい、この店に来るためにコーディネートしたかのようなファッションでした。■サンキューバナナでのお客様との出会いそれからというもの、有難いことにとっても毎日忙しかったのですが、そこで働く全員がサンキューバナナを好きな気持ちを持ち合わせており、とにかく楽しかったです。こんなにも胸をはって、お勧めできる商品だと気持ちが乗って、それがお客様にも伝わるんだな〜と日々体感していました。ドリンクを販売するだけでなくお客様との会話を楽しむ中で、沢山の方との繋がりが増えました。なぜかバナナジュースを買いに来たお客様が差し入れでハーゲンダッツをくださったり、サンキューバナナのお姉さん!あとで荷物届けに行きますね!と配達業者さんに近所で声をかけてもらったり、お客様がイラストを書いてインスタグラムに投稿してくださったりと、日々驚く出来事の連続で、なぜか小さな街中でアイドルになった気持ちでした(笑)当時の同志社の学生さんが投稿して下さったお客様のインスタ投稿です↓こうして、誰かの「記憶」に残ること、小さなハッピーをお届けできていたことが接客冥利に尽きるなと思いました。今も頻繁に来てくださる常連のお客様がいたり、常連の2組のカップルがご結婚されるとのことで、結婚式をGingerでプロデュースさせていただくことになったり。ジューススタンド1つから、こんなにも素敵な出会いが沢山あるとは思ってもいませんでした!当時はコロナ禍が3年以上も続くことになるなど誰も予想しておらず、8月19日までの期間限定店舗でしたので、営業終了とともに私もアルバイトを卒業する予定でしたが、気が付けばGingerでの4年目の春を迎えました。この、5月11日は私の人生がガラっと変わった1日となりました。それからのGingerでの歩みは、また少しずつ綴っていこうと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!