充足した怒涛の4日間が瞬く間に過ぎていきました。振り返ると本当に幸せな宝物にしたい時間を過ごさせていただきました。お越しいただいた皆様、本当に本当にありがとうございました。2020年4月、ここから始まったサンキューバナナ。思いつきではあったものの新しいことを始めるのはいつもワクワクしていて、決めなくちゃいけないことや考えることや解決しなくちゃいけないことが次から次にあって、頭も手も動かして「わーーー」ってなってました。屋号が全然決まらなくてふっと舞い降りたのはダジャレ(価格が先に決まっていて390円だからサンキューて今考えてもセンスあると思う)ロゴ作るのにバナナのイラスト100本描いたり(デッサン見返すとバナナじゃなくて唐辛子みたいなのとかいっぱいある)ホームセンターでペンキとローラー買ってきて適当な板にペインティングして看板作ったり(薄く何度も重ねるのが楽しかった)ミシンで暖簾縫ったり(サイズ合わなくて解いて縫ってを繰り返したり)オープンしてからはたくさん買っていただけることが嬉しくて欲張っちゃって(笑)、仕入れが追いつかなくて、クローズしてからヘトヘトの中バナナを買いに行って、その後牛乳(めっちゃ重い)買いに行ったり改めて振り返るとやっぱりめちゃくちゃやけど、振り返るとそれもやっぱり楽しくて。そんな感じの思いつきと見切り発車で始まったんですサンキューバナナ。そして、店舗が増え、スタッフが増え、メニューも増え、支えてくださる常連様も増え、始まる時には想像のしていなかった出会いを連れてきてくれたサンキューバナナ。店舗の閉業や、スタッフの卒業や、定番化していないメニューもあるけど失ったものも得たものも多く、学びと反省と思考を繰り返し、この4年間とてもあっという間でした。今出川の賃貸契約が切れ、退去しないといけないとわかっても寂しいよりも「今度は何をしよう。」「次はどんなお店にしよう」が先に来ていて、SNSで今出川の閉店のお知らせを発信したら悲哀のコメントが多くて驚き、そして、愛されていたんだなと嬉しくもありました。イベントには懐かしいお客様や卒業したバナナガールズ達、友人、お世話になった方々が次々に来てくださり、それでやっと今出川がなくなる実感を経て終盤にきてようやくセンチメンタルになりました。(感情遅延型あるある)ともあれ、キッチンカーの購入も決まり陸つなぎであればどこまでもいけるようになり、楽しみが勝っています。4月からは福井の熊川宿も再スタートするので、これからもサンキューバナナをどうぞよしなに。